2007年08月05日
The Motorcycle Diaries again.
モーターサイクル・ダイアリーズを再び見た。
しかし、どうしてもこのDVDは本編よりも、おまけでついている「Traveling with CHE*GUEVARA」のほうが、はるかに面白い。
顔にしわができた今
銀髪になった今
わかっているとも
人生は一吹きの風に過ぎない
熱を帯びたまなざしは影をさまよい
君を探しその名を呼ぶ
私は生きる
甘い思い出にすがり
そして涙する...
これはボルベール(帰還)という曲だ。カルロス・ガルデルがうたう。
この歌を、スタッフと、80歳になったアルベルトが、スタッフのギターで歌う。みなで合唱するのだ。それも、楽しそうに。
タニア・リベルタの「人生よありがとう」という曲は、彼女の歌声がすがすがしく、ものがなしく、純粋だ。
チェの親友、アルベルトは生きてこの映画の監修役となり、このDVDに登場し、チェとともに辿った南米の各地の風景の中で、思い出を語る。
このDVDに挿入されている曲は、このガルデルをはじめ、人生の悲哀を描く、心にしみる曲ばかりだ。
南米のあちこちの街を歩く、ってのは、実はぼくが生きているうちに、一度はやりたいことの1つだ。うらぶれた街。都会そのものの街。きっといろいろなところがあるだろう。でも、日本に住んでいると、そんな遠くの、日本ではあまり話題にもならない、きっとなんの変哲もない街で、一人、時間を過ごしてみたくなるのだ。
そこで、自分が一人で生きている、というその空気をきっと確認できるのじゃないか?と思うのだ。
投稿者 nori-m : 2007年08月05日 22:27