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2005年03月22日

会社の体質

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大村あつしさんのblogで、ライブドアという会社の「体質」について、書かれていました。いま、テレビを見ながら、あの会社とフジサンケイグループのバトルを見ている人たちのほとんどは、実は、大村さんが書かれた、あの会社のこういう体質を知りません。

前のAERAなどのアンケート調査では、ライブドアのあのやり方で「世の中を変えていってほしい」と非常に期待しているのは、なんとあの「団塊の世代」だそうです。

IT音痴、とさげずまれながら、IT以前の社会でさんざん暴れた「団塊の世代」は、結局自らの初心を抜きとおす、と言う人は数少なく、多くは日本の高度経済成長の最後を飾るバブルまで、自分の理念も哲学も、後輩や子供たちへの思いやりのひとかけらもなく、ただただ突き進み、それが崩壊してペンペン草も生えなくなったそのとき、定年を迎えてあとは崩壊する前に駆け込みでもらえそうな年金で豊かな老後を暮らす。彼らが死ぬころには年金制度どころか、日本そのものが崩壊しているかもしれない。あとは、野となれ、山となれ、ですか。いいご身分ですなぁ。

団塊の世代の人はパソコンを使えなくてもなんとかなるもんさ、とうそぶき、ここまでだめにしてしまったこの日本の社会を、結局はそのまま次の世代に放り投げたんだな。全体として見ると、そういう図式が見える。まったく、なんであんな連中にシルバーシートなんぞ作って、わざわざ満員電車で席を譲らなきゃならないのか、腹が立つ。ストレスと運動不足で、若年にもかかわらず行く末短いおれたちこそなんとかしてくれよ!

で、中身も知らないくせに「ライブドアが世の中を変える」などとノーテンキなことを言ってる団塊の世代のじいさんたちよ。いくらアメリカ流にかぶれたからといって、カネさえあれば法律違反以外はなんでもやってもいい、というその姿勢が、そんなにすばらしいか?

まともで品のある弁護士、社員、能力のある、まともな社員や関係者は、ほとんどあの会社をやめた。これからもやめていくだろう。自分の能力は、こんなことに使われるためにあるんじゃない、と、転職をみんな決意したんだよ。

団塊の世代のおじいさんたち。あなたがあなたの人生の最後を迎えるにあたって、晩節を汚したくないのであれば、子供に「うちの父ちゃんたちはとんでもないやつだった」と、墓石に水の代りに塩を撒かれるのがいやだったら、あの会社への期待が実はとんでもない愚行だ、ということをちゃんと認識することだ。

いま、あの会社を支持しているのは、あの会社とその周辺の株を売って手数料を稼ぎたい証券会社くらいのものだ。そんな証券会社にだまされてはいけない。ちゃんと勉強をする、ということは、いま、そういうことだ。あの会社の周辺で動くカネは、やがて市場のどこかにまとめて吸い込まれていく、ってことは目に見えてる。

団塊の世代のおじちゃん、おばちゃんよ。そういうことだ。

投稿者 nori-m : 2005年03月22日 08:37

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 正直、しばらくライブドアについて書くのはやめようと思っていました。2〜3年のスパンで考えれば、仮に、買収ゲームでライブドアが勝利しても、経営ゲームで負けるのは... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年03月22日 16:44

コメント

お 久しぶりの鳥の写真。これも保護色なんだろうなぁ。

投稿者 めぎや : 2005年03月22日 11:13

ハクセキレイですね。

投稿者 ほいみん : 2005年03月22日 12:04

三田さんのおっしゃることに激しく同意です。

・団塊の世代の人たちにとっては、昔は自分達も突っ張っていたのに、知らず知らずのうちに「イエスマン」になってしまい、会社のコマとして過ごした40年を終え、もうすぐリタイアを迎えようとしている。そのときに、若い時の自分を思い出させてくれる小生意気なガキが現れたぞ、と喜んでいる

・社会に不満を持った破壊主義者が、「壊しちゃえ!」と応援している

・ITとか六本木ヒルズと聞くだけで無条件に応援してしまう若年の女性

ライブドアの体質、離職率などを何も知らずに、無条件に堀江氏を応援しているこうした人たちに対する批判はもっともっとなされてしかるべきです。

C言語の神様の三田さんの発言ですから、影響力は大きいと思います。
溜飲がさがりました!

あわよくば、私は、テレビでこうした批判をしたいのですが、三田さんはその方面にはコネクションはお持ちではないでしょうか?

投稿者 大村あつし : 2005年03月22日 16:42

大村さん、コメントとトラックバック、ありがとうございます。

変な批判はするべきじゃない、みたいに言われることも多いですが、もともと「批判」と「揶揄」の区別もつかないような人たちが、商売で彼を持ち上げているところもある。今のメディアは、それでも「公平に」と言うことが多くて、及び腰なところがあります。でも、それは今のマスコミが、フラフラとはしつつも、それなりに健全であろうとしている姿だ、と思えば、それもありかな、と思います。

テレビ局とかのコネみたいなのはないでもないですが、大村さんと、私、他、同意できる仲間でなにかアドバルーンを上げる、ということも良いかな?と思います。そういう「イベント」がないと、テレビもこちらを向かないでしょう。たとえば、「ライブドア問題を考えるIT事業者の集い」とかで、賛否両論とも吸い上げる、みたいなイベントをやるとか、ね。いろいろな意見をナマで集める、というのもいいかと思います。

投稿者 nori-m : 2005年03月22日 17:26

いろいろと聞くところがあることはありますが、時代の変わり目って、良くも悪くも堀江さんのような破壊者は現れるもんだと思ってます。
孫さんが今後どうなっていくかはわかりませんが、彼もそんな一人なんだろうなと思います。
#一時期”ヤフー”のBBSで「凋落しつつある孫正義さんについて語ろう」なんてスレッドを立ち上げたこともありました(^^;

TBにあるエントリの件も、許せないことかもしれませんが、僕の個人的な感想をいえば、ネット証券黎明期の松井証券のようなもんだと思いました。
かの証券会社も、いわゆる月ぎめ一定料金制を取ったころに、同じようにサーバーのトラブルを抱え、非難轟々だった時期がありました。
三田さんのようなコンピューター文化を支えてきた方から見ると、とんでもないことなんでしょうけど、新しいことを始めるときって、こんなもんなんだろうな、と僕自身は思っています。

投稿者 ひろ : 2005年03月22日 18:55

堀江氏が本当の破壊者ではなく、「破壊」があくまで天然ながらポーズにすぎないニセモノ、というところが問題でしょうね。本当の破壊者は、こんなものではないですよ。悪者にもなりきれず、善人になるには人相が悪すぎる。中途半端なんです。それを、無責任極まりない団塊の世代が支持する、というのもうなずけます。

大村さんの怒りってのは、かれのバックグラウンドを知れば納得いきます。大村さんは会社を1つ、上場成功させている方です。

また、松井証券のシステムは秋葉原のぷらっとホームが全面的に動きました。あそこのその当時の技術が未熟だった、というのが原因ですね。これはまだ許せる。

でも、今回のLDのトラブルはその裏に回れば、blogの神様みたいな技術者がいたのが、社長のことを嫌って辞職したりした、ということがあります。また、同様に優れた技術者は彼を助けない。みんな、一度は彼と会うけれども、優れた人ほど彼から逃げていく。

そちらのほうが問題だと思うのですね。
ITを標榜するのであれば、看板に偽りが出てしまう。
お金で人心は買えないのです。
それを勘違いして、世の中をなめているところに、彼の蹉跌というものがあるように、私には見えます。

あとね、団塊の世代ってのは、学生運動でゼネストやってたくせに「就職が決まって髪を切ってきたとき、もう若くないさ、と言い訳したね」なんて歌を、年下の女の子(当時)に作ってもらって、自分を甘やかした、って、若さのカケラもない、中途半端な人たちなんですよ。ほとんどのこの世代のひとのほとんどを、私は嫌悪してる。

投稿者 nori-m : 2005年03月22日 20:44

>今回のLDのトラブルはその裏に回れば、blogの神様みたいな技術者がいたのが、社長のことを嫌って辞職したりした、ということがあります。
>また、同様に優れた技術者は彼を助けない。みんな、一度は彼と会うけれども、優れた人ほど彼から逃げていく。

 なるほど、なるほど。そういう裏があるわけですかぁ。。ライブドアのサービス使わずで、眺めているだけなので、わからなかったです(^^;
 技術者との相性は相当悪そうですね、堀江さん。IT最先端を走るには、厳しい弱点かもしれません。一方で、ニッポン放送のHP見に行ったことありますけど、あれではとても積極的に使ってるようには見えないし。。どっちもどっちで難しいなぁ。

投稿者 ひろ : 2005年03月22日 22:21

あの会社は全然ITという分野の中では最先端じゃないですよ。たいした技術を持っている会社を買ったわけじゃないです。あの人とその側近には、そういうことの目利きがまともにできる人がいません。

と、同時に、みんな勘違いしているのはITという分野そのものが最先端、と思ってる、ってことです。ITはいま、普通の産業であって、技術という意味でも最先端じゃないです。

さらにもう1つの勘違いとして、「IT→最先端→高付加価値」というのがあります。実際、「IT」というキーワードから、「高付加価値」というキーワードまでは遠い道のりなんです。本当の研究開発には多大のムダなお金が必要になります。新しい製品やサービスを開発中につぶれた会社は山のようにあります。その中から、いくつかの成功例が出ているだけです。それだけを取り上げるから、IT全体がうまく行っているように見えますが、それは、それこそ氷山の一角でしかない。レアなケースです。

技術開発が最先端であればあるほど、先人の業績が全く無いところに踏み込みますから、試行錯誤も多くなり、後から考えるとムダに消えていくお金も増えます。最先端ほど、高付加価値になりにくい。

だから、彼はむしろ「最先端」を避けてきたから、今まではよかったんじゃないか、ということです。つまり、扱っているものが「最先端っぽく見える」だけの話であって、中身は中小企業のオヤジです。

ITというのはもともと「コンピュータ」と「通信」という2つの分野があったのが、1983年あたりのインターネットとブラウザの登場から、これらを総称して呼ぶ名前が欲しかったのになくて、2000年ごろに、やっと「IT」ということばができた、といういきさつがあります。

1980年代後半はたしかに「最先端」でしたけれど、今は、科学とか技術の最先端というのは、ナノテクとかバイオとかにシフトしてます。どちらもITの助けなしには最先端になりえなかったものばかりですが。いま、私はバイオ分野の仕事をしていますけど、投資の集まり方はすごいですよ。自分の古巣のITの比ではない。もっとも、2000年前後のITバブルほどじゃないですけれど。だいたい、バイオはITよりもさらに最先端であるだけ、非常にわかりにくくて複雑です。

いま、世界の機関投資家は投資といえばバイオで、ITはあまり話題にのぼりません。

こういうことを日本ではあまり報道しないで、10年1日のごとく「IT=最先端」というステレオタイプな型にはまった思考しかしていないんですよね。たしかに、そのほうがわかりやすいけれど、世の中はそんなにわかりやすいものだけでできているわけがない。実態はまるで違う。

最先端だから会社が大きくなるとか、他社に比べてより有利である、ってこともないです。ソフトバンクとアスキーが並び称された時代、ぼくも両方の会社によく仕事で行きました。明らかに社員の質と言う意味ではアスキーのほうが上だったことを覚えています。でも、アスキーは身売り。ソフトバンクは生き残りました。

だから、「IT」「ハイテク」「最先端」なんてことばは、なにも知らない投資家から証券会社が手数料をかすめ取るためにだますためのキーワードなんですよね。

ハイテクであろうがなかろうが、収益の安定した会社もあるし、だめな会社もある。それだけなんですよ。「IT」と名前がつけば成長分野だ、だからそこに投資しておけば投資家は安心、と思ったら大きな間違いです。もっと、自分で研究しておかないと大変な目にあいます。

投稿者 nori-m : 2005年03月23日 00:48

>みんな勘違いしているのはITという分野そのものが最先端、と思ってる
あ~、ITは最先端ではないようですね。ライブドア時々見るので、思ってるんですけど、他がやっていることを後から真似して、それなりに充実させつつあるなぁと思っています。
「やればいいと思うんだけど、他がやっていないこと」をやりつつあるなぁと思います。

>あの会社は全然ITという分野の中では最先端じゃないですよ。
僕のコメントよく読んでいただければわかると思いますけど、ライブドアが最先端いってるとは書いてないです(^^;
それはフロントページ(この単語でいいのかな?)が、ヤフーとそっくりなのにも良く現れていると思います。

>ハイテクであろうがなかろうが、収益の安定した会社もあるし、だめな会社もある。
 個人的には、話題にもならないような地味な産業の株を中心に買っています。選べば割安な銘柄があって、儲かるんですよね。時間かかりますけど(^^;
 この7年間で年利10%という、ITバブル時代から見れば、しょぼくれた、デフレ時代から眺めれば、そこそこの実績を上げています。
 ノウハウはブログで惜しみなく書いてるつもりなんですけど、問い合わせは今だないです(笑)

>だいたい、バイオはITよりもさらに最先端であるだけ、非常にわかりにくくて複雑です。
 高校の同級生が、こんど沖縄に引っ越して、バイオの研究を続けるそうです。バイオが最先端ですか~。レクチャー受けようかな。。

投稿者 ひろ : 2005年03月23日 10:35