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2005年03月21日

エディット・ピアフの話

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NHKの教育テレビで「人間講座」をやっている。今日出ていたのは三輪明宏。語られているのはシャンソンの世界では知らぬ人のいない「エディット・ピアフ」。

ピアフは彼女が30代の半ば、夫を飛行機事故で失う。彼女はその後、腑抜けのようになり、借金まみれになり、そして薬とお酒漬けになり、顔は老婆のようになり、落ちぶれ果てた。

その彼女を愛した一人の男がいた。彼女よりも20歳も年下だったけれど、彼はいつ死んでもおかしくなかった、という状態の彼女を更生させ、彼女はふたたび、舞台に立ち、多くの人の喝采を浴びるようになった。そして、まだ借金はたくさん残っていたけれど、幸せの絶頂のそのとき、ピアフは死んだ。

彼はその後も彼女の作った借金を働いて返し続けた。その借金を返し終わったそのとき、彼も死んだ。

三輪明宏はその話の前と後におなじことを繰り返し言う。

恋は自分がするもの。愛は相手に捧げるもの。

ぼくらは、それがたとえ現実であるにせよ、あまりに穢れたものばかり見て毎日を暮らしていないか?自分の醜さに鈍感になっていないか?

投稿者 nori-m : 2005年03月21日 22:49

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